太ったマグロ、太った故に被害を受ける

マグロの形状で色合いを予想する。糸満の漁協セリ場担当の方からご教授いただいた

 100325_0634~0001.jpg                100325_0634~0002.jpg 
       100325_0640~0001.jpg                     100325_0640~0002.jpg  

写真左は細長く丸っこい         右は平たく背幅が広い左はシモまで丸いサメが賞味している 右はシモは細長く引き締まっている

100325_0643~0001.jpg                            100325_0643~0002.jpg
左は若干薄い朱色             右は朱色でアメジスト

左は油の乗り認める            右は軽度油の乗りを認める

100325_0645~0001.jpg                     100325_0645~0002.jpg
キメジクラスの形状

左は丸く太っている        やや平たい形状で見られる

左はサメの賞味した傷跡が見られる  右はシモは軽度細く引き締まっている

 

平たいものは捌いたら深い朱色で味覚は深く油の乗り少ない

 

丸っこいものは薄めの朱色で油の乗りが皮下やハラゴーに多く見られ味覚はほんのり甘く美味い。サメも脂っこいのが好きなのか油の乗りが強いほどサメの傷跡は比例して多くなるようである。ちなみに右と左で焼け比率が異なるデータを得ている。

吊り下げ血抜きの場合血の抜け具合に差が見られた。

比率的に2:3ぐらいで油の乗りの良いマグロは水分が少ないデータが得られている

これはデータ量が少ないので確信に至っていない。
人でたとえるなら左はメタボ体質であり。外敵の攻撃を受けやすく、血の抜け悪いのでドロドロした血液?比較的焼けが多いのも血がこもりやすいからなのか?
以上!マグロの形状と品質についてでした。
100325_0648~0001.jpg写真セリ開始直前の日の出
傘をかぶっており湿度が高いことを思わせる。組合長いわく9時ごろかじまーいする!見事に的中し午前8時55分ごろ風は回った。思ったほど雨は降っていない。風速15メートルぐらいで、北風が泣き始めている