マグロビジネス戦略!目利き、品質管理、安全対策

マグロビジネス戦略!
先週黒潮流が変異しました。
しかし遅れマグロがまだ多く存在しマグロ多く水揚げされていました。
私には明日の出荷5キロ程度の注文しか入らない状況でした
しかし潮回りの読みではマグロの水揚げは徐々に落ちてくると予想しましたので
5月20日のセリで注文分に見合ったマグロ15キロを仕入れました
正解でした。今日セリなし、明日もセリはありません!
20日に仕入れていなければ今日仕入れないといけない!
業者に注文を入れると・・・どの程度仕入れ値が上昇するか?
それに応じた品質管理は?
そのようなマグロ経済なのです。戦略をしっかり立てても生き残れません!

明日出荷するマグロの写真を掲載いたします。
超音波検査写真を掲載します
NO-ID.jpg右血合い筋です。筋隔乱れない、血合い筋はエコージーニック
脊椎反射明瞭クリアー
NO-ID_0003.jpg右背カミクロス走査、中骨クリアー明瞭、中隔筋膜クリアー
NO-ID_0004.jpg左血合い筋です。筋隔中等度乱れ、血合い筋はエコージーニック
粗雑不均一地図状に見られます
100524_0836~0001.jpgセミドレスに処理→60リットルの水道水で殺菌洗浄後マイナス3℃エアーブラスト冷蔵処理、深層水添加海水50cc表面に噴霧した
100524_0836~0002.jpg96時間後の排出水分、血液 撮影8時36分
100524_0839~0001.jpgドレス処理した割面の状態 撮影8時41分
100524_0841~0001.jpg胸鰭根元から頭側カット除去した切り口面、呼吸していない状態
 撮影8時42分
100524_0852~0001.jpg右ロインカット直後 撮影8時52分
100524_0852~0002.jpg左ロインカット直後 撮影8時52分
100524_0924~0001.jpg皮引き、血合い除去直後の左背ブロック、呼吸し始め色が出てきた 撮影9時24分
100524_0925~0001.jpg再度色づけ管理開始、マイナス3℃エアーブラスト送風弱にて明日午前9時まで冷蔵保管管理
出荷は刺身カットにして午後2時出荷。
賞味時刻は午後6時から7時
それに照準を合わせています。
マグロビジネス戦略はここまで行わないといずれ淘汰廃業になるでしょう。
自然の生マグロ!現在数十年ぶりに釣れ盛っています。
自然界は厳しいので釣りすぎたら急激に個体数は減ります。
マグロは少しづつ北上を始め、四国や和歌山沖に達してくるでしょう
沖縄でこれだけ多く抜いたので、はたして本土にマグロの旬が来た時?
私が重要なデータを公開掲載している理由は?
獲りすぎた未来に規制がやってくる。
マグロもクジラと同じ運命をたどるのか?
漁業をスクラップし、農業をビルドする国策はいずれバランスが崩れます
しかも表向きだけの薄い政治戦略は?