今年は十数年ぶりの非常に良い黒潮の潮回り?

数ヶ月前から沖縄八重瀬港川セリにマグロ多く水揚げされています。
昨年、一昨年、さらにその前の年ではマグロはゴールデンウィークを過ぎたら全く釣れないデータでした
セリも開けられない状況!
しかし今年は漁に出ることができたら大漁が続いています。
ニングァチカジマーイも終わり
危険な東シナ海低気圧の発生、襲来が少なくなってきたので
今日のような雷に土砂降りの天候でもマグロ漁に出ています。
明日もマグロ多く水揚げされると予想します。
今日のカテゴリーはマグロ経済で設定していますその理由をこれから説明いたします。
独断と偏見に満ちた勝手な分析ですので、使える情報だけ利用されてください。
そして利益を上げてまた流通が活性化することを願います。
SN3B0099.jpg写真は太平洋の黒潮潮回りです。濃いブルーが潮流の速い領域です
これで分析すると台湾の北から久米島西を通り東シナ海を北上
そして鹿児島から太平洋に戻り北上する流れが目立ちます。
しかしこれとは別に八重山の東太平洋を北上し糸満海域から港川海域を通りそこから沖縄本島より離れて北上し鹿児島で合流している黒潮分流が見られます。この潮回り数カ月前から続いています
見た目久米島側の潮が良いです。しかしつぎの写真で
SN3B0098.jpg黒潮の先頭が港川南方にあることが示唆されます
この写真は表面海水温度を表示しています。キハダマグロの最も好むと言われている海水温度24度ラインが細長く港川マグロ漁場に細長く向かって走っているのが確認できます。細長いという事はそれだけ狭い領域をマグロは移動している。つまりこの潮に乗れば大漁になる?それを証明するのが、連日小さな漁協でも大きな漁協セリよりマグロが多く水揚げされることにつきます。
経済性が高い理由その1
日帰り漁のマグロが並ぶ、鮮度は高い
その2
すべて海洋深層水生き締め氷蔵持ち帰り
その3
大手仲買業者が少ないのでセリ値が安い
その4
良い潮回りで釣れたマグロ生きが良く傷みにくい
細胞の生きている時間が長いことは雑菌の侵入繁殖は抑制され安全性は高い(それは当り前の事項ですが)
次の写真は
SN3B0097.jpg那覇の業者MarusanLTDの港川で落としたキハダマグロ!これは内地に出荷するらしい。
下の写真みんなマグロで騒いでいるのでサワラの目利きを慎重に行いました。数十本並ぶサワラの中で私はこの2本のサワラを目利きしました。色合いや外観は特に他のサワラと変わらないと感じます。しかし、マグロの目利き方法を取り入れて観察すると明らかにたと異なります。目で見てわかるヒントが1つだけ映っています。さてどこでしょう?
SN3B0096.jpg
ヒントのPDFマグロの目利きyellowfintuna.pdfyellowfintuna.pdf