沖縄南部東海域マグロまだ釣れ盛っています。

沖縄南部東海岸マグロ釣れ盛っています
先月までは港川海域が非常に好調でした
5月になってから、近隣の漁協も好調傾向です。
ホンマグロ200キロから360キロが二桁に入った模様
しかしすべて内地出荷ですので沖縄の人たちは食べることができません
その代わり、木肌マグロの良質なものが私でも手に入れることができました
SN3B0100.jpg写真は今日ロインにカットした40キロのキハダマグロです。
品質は身が細かくキハダ独特のアメジスト色です。
先月まで良く水揚げされた、ホンマグロのような身質のキハダマグロ
私はMollenaと呼んでいます!それが見当たらなくなりました。
おそらく黒潮の先端が北上中でヤンバルあたりがMollenaが水揚げされているとの情報を得ています。
今年の黒潮流は非常に良いです。
写真は今日表示された潮回り
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昨年の5月11日
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一昨年5月11日
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2007年5月11日
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観ての通りです。分析では沖縄本島南部東海岸の漁場は細長いので、そのピンポイントに船を回し切れたら大漁になります。明日も多くマグロ水揚げされるでしょう。内地出荷主体のマグロ経済ですが、良いものを選んでセリ落とせる時期でもあります。いつまでも続かないのが世の常、自然の摂理!
マグロは世界を旅してまわっています。現在釣れているのは第二グループではないかと示唆します
第三グループは宮古島石垣島の間を通り抜け久米島に向かいそうです。
潮回りはそのように変異してきました。
まだ久米島海域がマグロ水揚げ少ないのは、まだ黒潮がのっ込んで来ていないからではないでしょうか?
理由は海水温がまだ低いです。
好適水温は宮古島南方と港川および糸満から150度の方向