イルカの超音波の利用方法

イルカは超音波で水中で会話しています。
何故なのか考えました!
超音波は人間の可聴域より周波数が高い領域です。
周波数が高いと伝播性は反比例して悪くなります。
またふり幅も高くできません!何故イルカは超音波を使うのでしょう?
水中では伝播性は非常に高く、音速は空気344メートル/秒に対して水の音速は1500メートルとなります
音速が速くなると波長は長くなります。波長が長くなるとパルス幅が大きくなります。
パルス幅が大きくなると分解能は低くなります。信号エネルギーは強くなります。
そのためイルカは水中で会話するときには超音波レベルの周波数で、パルス幅を小さくして何を言っているか分解しやすくし且つふり幅も小さくなるのでうるさくない!
ちなみにイルカがあいさつで人間にお辞儀しながら合図する、クェ!クェ!は空気中で人間に聞き取れるようにイルカが工夫して行っていると私は思います。そんな状況に遭遇したらイルカにウィンクして合図を送ってください!おそらく喜ぶと思います!
これとは別に、蝙蝠も超音波を利用して障害物を闇夜でも紙一重でよけて飛び回ります。超音波の伝播性の低い、つまり紙一重にならないと受信できない(聞こえない)周波数を利用しているのです。
両者使い方は変われど、あっぱれ!
人間は固定概念が強すぎて・・・・