マグロ30キロ前後に成熟卵を高率に認める

本日のセリ28キロ前後のキハダマグロが多く並んでいる
成熟卵を持っているものが多かった模様(漁師さんから聞いた話です。セリではハラワタが除去されているので直接確認できませんでした)
産卵まじかになると、マグロは口を使いませんので、おそらく次の大潮回りが30キロ前後の産卵期と思われます
現在40から50キロクラスのキハダマグロが産卵期に突入しているものと示唆します
その根拠として、ある海域においてほとんどそのクラスの木肌は見当たりません。口を使っていないのでしょう。
たまたま水揚げされたものは、こんにゃくを認め身は疲れきている肉質で観察されました。
また起こした時点で美しい朱色を示しており、時間がたつにつれ・・・・・
30キロ以下のキハダマグロは捌いた直後は薄いアメジスト色ですが数分間呼吸をすると美しい深みのあるアメジスト色に発色します。
それをルビー色にさらに鮮明に仕上げるにはマイナス3℃エアーブラスト保管24時間ぐらいで仕上げる治験を得ています
そのまま透明感のあるアメジスト色を保ちたいのであれば深層水Gmo(トンネルフォトン水)を霧吹きで数cc散布します。治験では7日程度維持できます。欠点は酵素の不活化が起こっているのか、うまみの熟成(マグロ独特の風味)は弱いような気がします。
市場調査(私のお客さん、普通の一般の方)では見た目が透明感のあるアメジスト色で美しく、美味しいとの評価が高いです
おそらく見た目もテクスチャーに入ると思います。
ビジネス戦略として来週以降9月初旬ごろまで30キロクラスの産卵期と予想して
安心して品質の良いマグロを仕入れるなら60キロ以上のキハダが無難と思います。
写真は2008年の7月23日のセリ風景!080723_0609~01.jpg